株は最高のゲームだ

株価を買うのではない。企業を買うのだ。(ウォーレン・バフェット)
銘柄を買うのではない。トレンドを買うのだ。(tmnrh)
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潮目はまだか

PF、−17万

NK +128(21431) J、+7(3438) M、+7(890)

 

昨晩週初の米国株は小動きだった。ダウナスは上昇し、SOXは引け間際にマイ転した。

為替の具合が再度円安基調であったのを好感したのか、あるいは、カラ売りの踏み上げを狙った先物への仕掛けか、今日もNKは強かった。後場寄り直後に急落する場面があったが、引けにかけては持ち直した。

先物主導でいいようにやられている、という感じだが、着実に株価は上値を追ってきている。

75日線が辛うじて機能しているが、これを上抜いた後で、高値更新まであるのだろうか。

 

今年に入ってからの投資主体別売買動向を見ると、外国人が買い上がって現状の持ち直しがなったわけではないことがわかる。事業法人、つまり、大半は年金と上場企業の自社株買いがこの相場を作っているのがわかる。自作自演の官製相場だとは思うが、出来高的にも過熱感がない中で、これがきっちり結果を出しているかんじ。私のようにカラ売りとか、インバース買いを仕掛けて踏まれている個人投資家も少なくないようだw

結局、一寸先は闇、というか、株価の先は読めないもので、いつも謙虚、いつも半信半疑が大事なのかもしれない。たしかに大きな勝負をかけて相場を張りはしても、決めにいってはいけない、というか、ギャンブル的な勝負を挑んではいけないのだと痛感する。勝ったとしてもその要因がどこにあるのか、ということは常に憶測に過ぎないし、あんまりドヤるのもおそらく姿勢としてよくないんだろうwしかし一方で、負けたときは、とことん自己責任で反省すべきなのだと思う。とても、ストレスフルなゲームだ。完全にメンタルの収支は赤字になるに決まっている。痛快な感覚を得たいがためにこのゲームをやるのは間違っている。それを求めていいようなモノではない。心理の振幅、波動に賭けていくことで勝つために必要なのは、相場の裏をかく、というような逆張りではなく、とことん流れに合わせてついていく、という順張りの姿勢だ。しかしそれを、毎時、週足や日足、さらには分足などで行おうとするのは無謀も過ぎる。そんなんじゃ利益に直結するかは分からない、とさえ思えるが、月足なんかで掴んだざっくりとした方向性に逆らわないようにするのがいい気がする。しかし、現状のように、月足の流れでは下だが、週足の流れでは明らかに上というような局面にも往々にして遭遇するわけで、耐えて待つ、ということは必ず必要になると思う。

 

潮目までにはまだしばらく日柄を要しそうでもある。

まだまだ官製相場が保持される、という根拠はたくさんある。しかし一方で、現物株を大量保有している大口の動向如何でこの砂上の楼閣は瞬く間に崩落する可能性も孕んでいる。なにがトリガーになるかはとんと見当もつかないが、いつかそれはやってくるだろうし、そう遠い未来の話ではないと思うから、売りポジを懸命に抱え込んでいる。

ともかくは、米国株次第だ。今晩はどうなりますか。

耐えて待つ

PF、−15万

NK +20(21302) J、+9(3431) M、+7(883)

 

手がかり材料が特になかったせいか、日本株は小動きの一日。総じて小じっかり、というのはいまの強気ムードというか不景気の株高をよく象徴していたかもしれない。

欧州の方のリスクにようやくスポットライトが当たりそうな気配もあるが、また米中交渉云々を取り上げてリスクオンを継続させるかもしれない。

相場が行きたい方に適当に材料がチョイス、クローズアップされるという流れはいつも変わらない。リスクオフムードの中にも好材料を探そうと思えば見つからないことはないし、また、リスクオンムードの中に悪材料を見つけるのもそう難しいことではない。常に不安要素や波乱要因を相場は抱えていて、どんな強気相場もそれにさらされながら育っていく。株を買い上げるのに限度がきた、というか、臨界を迎えたところで、徹底的にリスクが取りざたされて、信用が収縮し、実体経済にも影響が及んでリセッションが確定する。

2007年、サブプライムローン問題が取り上げられ始めた夏ごろとかも、なんだかんだ相場はゴルディロックスに耽っていた。当時の強気からは、世界経済の堅調さには信が置かれていて、どのようなリスクが語られようとも、それでトレンド転換する、とか、高転びして世界経済がひっくり返るようなことが起こる、なんてにわかには信じられなかった。しかし、一度崩落起こり、下落トレンドが確定し、致命的な破綻からドン底に沈んだあとで、当時のファンダメンタルズなどを詳細に点検してみると、債務の異常な膨張は確認できたし、それに警鐘を鳴らす専門家も少なからずいたのがわかったものだ。

株価が正確に経済の流れを反映しているとは限らないが、おおよそのところではそれを象徴した動きをしている・・・というのは、ファンダメンタルズ分析と株価の相関関係や市場効率仮説にも通じるところがある。これは、確率、という話にも近い。結果が出るまで絶対、ということはないが、ほとんどは統計の範疇に落ち着く。

我々がすべきは、大きな流れ、メジャートレンドに逆らわず、それに沿った順張り・トレンドフォローを心がけることであり、同時に、実際的な値動きを受け容れることである。曲がった、と思ったら修正すればいい。踏ん張ってみたいなら、リスクをとり、メンタルをすり減らしてもいい。全ては自己責任である。我々はリスクを引き受ける代わりにリターンを享受する権利を得る。

 

さぁ、今晩の米国株やいかに。

上値どこまで

PF、−87万

NK +381(21281) J、+24(3421) M、+12(875)

NKは後場寄り直後に400円高する場面があったが、どうにか75日線とか21000付近の水平ラインとか上値抵抗帯がまだ機能しているかんじを残して引けた。
中国株などもすこぶる強くて、なぜにここまで強いのか、としか思えないのだが、強いから強いんだろうw
しかし、まぁ、狂騰(バブリー上昇、マネーゲームモメンタム)というほどでもないし、まだ何らかの割安性に着眼して水準訂正しているだけ、といえば十分買える水準なのかもしれない。
しかし、私にはやはり、上値余地より下値余地の方が大きいと思える。だから売りポジを維持したままだ。
今日も例によって、この数年間の上げ相場の中で名を馳せたいくつかの個別株が大幅上昇してランキングに顔を見せたが、そのどれもが、中長期的には明らかにダダ下がり、右肩下がりの下落トレンドチャートだった。
ブレイクアウト買い、順張り飛び乗り(飛びつき)投資で個別株に入るのは正攻法の一つだとは思う。しかし、右肩さがりのトレンドラインをブレイクアウトする、という感覚にはもう一つ馴染めない。大成功例、大化け事例も探せばあるのだろうが、経験的にはかなり少ない気がする。うまくいけばV字に近い形でもどっていく、ということになるが、せいぜい半年程度、中期的な上昇トレンドに留まるパターンが多い気がする。
やはり王道は、横這い・持ち合いからの上放れ、とか、緩やかであれ上昇トレンドを描いていたものが確度を変えてきて(鎌首をもたげて)急騰バブルチャートを描くパターンだと思う。大化け株のチャートにはさほどパターンはない。みんな結局、似たような、絶えず上げ続けているような右肩上がりを2〜5年程度続けて数倍から数十倍になる。押し目というにしてもトレンドラインを大きく下ブレるようなことはあまりなく、カップウィズハンドルパターンに代表されるような踊り場を形成する場合が多い。上値遊びとか言われて、天井圏(その当時は)で持ち合いになると、高所恐怖や、堅実な利食いの観点から少なからず利益確定売りが出るが、大抵はそれを吸収して、トレンドを継続する。だから、基本、持ち合いの放れにつくのが鉄則、と言われるが、底練りであれ上値遊びであれ、「持ち合い」状態の株を買うことには投資妙味がある。しかし、その中でもっとも微妙なのは、中段の持ち合いである。概ね上昇トレンドを描いてきたものが降ってきて中段持ち合いを形成するパターンにしろ、概ね下降トレンドだったものが戻してきて中段持ち合いを形成するパターンにしろ、長期移動平均の向きなどでトレンドフォローしていることに優位性を求めたとしても、もう一つ、確信に欠け、太鼓判が押せない。見送りが基本だろう。
ファンダメンタルズや、何か材料が伴っていたとしても、株はまずチャートで考えるべき、というのが私の意見だ。株価というのは、参加者の評価の総体であって、何かの要素に比例して適正値になる、という類のものではない。要素がどうであれ、買われれば上がるし、売られれば下がる。そして、常に公開株には保有者がいて、含み損か含み益を抱えている。上昇トレンドの株は含み益で潤っているからさらに上昇する確度が高く、下降トレンドの株は含み損に喘いでいるからさらに下落する確度が高くなる。しかし、これらトレンドが永続的なものにならないのは(当然持続はしやすく、それが株における唯一の優位性という考え方もできる)、取引成立直後にはその直近の出来高に関しては含み益も含み損も清算されることによる。だから大きな出来高を伴ったポイントからトレンドが転換しやすい。
株には、上昇トレンド、ボックス(持ち合い)トレンド、下降トレンド、ざっくり3パターンしかない。チャートを確認すれば、どんな銘柄であれこのうちのどれかに大別できる。そして、株で儲けるための基本は、上昇トレンドの株を買うことである。ぶっちゃけ、この鉄則を厳守することが勝てる投資家になるための第一歩だろう。ボックストレンドを保有してみたり、下降トレンドを売ってみたりするのも好き好きだがw真にがっつり儲けるために必要なことは上昇トレンドの株を買うことだけな気がする。だから、それが出来ない時期には株を眺めては見ても、取引はしないくらいがいいのかもしれない。ミネルヴィニが株をやっていいのは第2ステージだけ、というのには説得力があるのだ。
現状、株価が世界的に上がっているのは、もちろん誰かが買っているからだろうが、おそらくは短期筋、公的資金や年金といった連中だろうと思う。2016年序盤の暴落時、トランプラリー開始までの軟調局面を買い支えたのが長期筋だったのとは違う気がする。
米国株の高値更新までがあれば、もちろん見方は変わってくるが、それまではヘッドアンドショルダーシナリオしかありえないと思う。米中交渉がどうの、とか茶番でしかない。米国は中国が呑める筈のない要求をふっかけ、中国はそれをどうにかはぐらかそう、という実に建設性のないことをやっている。米中交渉におとしどころが見つかったからといってそれで世界経済の成長がどうなるというのだ?不景気の中で実体の伴わない株高、緩和バブルで作られた砂上の楼閣が経年と共に磐石になっていくようなシナリオなどあるはずがない、と私は思う。
米国トランプ政権のやろうとしている、アメリカンファーストというのは、自国さえよければそれでいい、ということ。他の全ての国々に、これまでからしたら無理難題と思える要求をして、軍事的・経済的な覇権を確固たるものにしようという単純明快な、しかし前時代的な施策である。これが世界平和につながるなど到底ありえないし、世界的な繁栄にもつながらないのは子供にもわかることだ。トランプにノーベル平和賞?狂気の沙汰だ。
結局、トランプはヒトラーなどと同様、いまの社会に蔓延している大衆の不満を背景に暴挙をやっているだけだ。それが平和的でも建設的でもないことは分かりきっているのに、人間は、欲望や感情を抑制しえず、破廉恥を押し通そうとしている。少しでも歴史的教訓に学んで、よりよくあろう、とすれば、絶対にしないようなことを平気でやっているのだ。愚かなことだ。しかし、これが人間の本性と言えばそれまでかもしれない。
今晩の米国株は休場。
この小休止がどんな意味を持つことになるかはもちろん不明だが、リアルタイムの欧州市場はさほど強くないかんじ。英国はまだまだひたすら混迷している様子。株高要素などどこにも見当たらないと思うが、株価が先々を織り込んでいるのだとしたら、半年以上先には景気経済が持ち直してくる、ということもありうるのだろうか。
不景気の株高

ダウ +443(25883) ナス +45(7472) SOX +7(1351) 米国10年債利回り 2.67

 

週末の米国市場今しがた引けたが、ほぼ高値引け。むっちゃ強い。どこまでも?強い。

メキシコの壁建設に執着するトランプが国家非常事態宣言を出すなど大いに政治が混乱する中、米中貿易交渉進展の報道に反応するかのように株は大幅反発。欧州株もECBの銀行支援策期待などで大きく切り返す。

ただ前日発表のエヌビディア決算が案の定弱かった影響なのかなんなのかハイテク指数の上昇率は旗艦指数に比べてもう一つ。

為替も110円台前半の推移。

 

出てくる経済指標は軒並み弱いものの、投資家は中銀の姿勢からすぐに対策が出てくる安心感でもあるのか、よゆーで株を買いあがっているような印象すらある。否、あるいは単純に、参加者がまばらになる中で官製相場だけが着々と進んでいるという見方もある。

日本株やその他の海外市場が、現状の企業収益に対して割高か割安かはよくわからないが、はっきり言えるのは、米国株は間違いなく割高水準であるということだ。シラーPER(CAPE指数・対長期EPS平均)やバフェット指数(対GDP)を確認すれば、現在の相場がバブル状態であり、クライマックスに近いことが察せられる。前回相場で骨身に染みたが、市場平均PERが何十倍にもなるというだけがバブルではない。PERは企業の利益水準次第で簡単に触れてしまうものだから、もっと全体的・包含的な観点で株価・時価総額の水準を測らないと、株式市場にどれだけの資金が偏って流入しているか、ということがわからない。過熱感はない、と言っても、異次元緩和政策・債務サイクルの頂点によって過剰な資金が、リスク資産市場に流入していることは明白である。米国家計の債務の状態を見ても、絵に描いたようにイケイケドンドンになっているのがわかる。10年ほど前のリーマンショックの教訓はすでに忘れ去られているかのようだ。あれは、100年に一度の危機であり、早々やってくるものではない・・・とか、天災のごとき感覚で捉えている人間も多い。しかし、米国民というか、強欲な白人、あるいは人間の本性・欲望そのものを、規制せずに野放図にしておけば、結局同じことが繰り返される、否、環境的には以前以上に派手にどうしようもないような・・・。リーマンショックの教訓からデリバティブ(金融派生商品)のあり方や、レバレッジ(債務界王拳)の上限についてはしっかり規制され、新たなルールが作られたはずだったが、低迷する景気経済を成長軌道に乗せるためにはそれは同時に大きな枷であったため、早々に取り払われてしまった。そして、勢いよく膨らみ始めたが最後、そのクラッシュに配慮を重ねれば重ねるほどに、肥大化し、手が付けられないものに変わっていった。クラッシュを怖れて、バブルの延命にはしっていくやり方が、いずれ無残な最期を迎えることになるのは自明だが、市場に対して超然的立場で臨む存在(本来は中銀の役割だ)が消えた今、もっとも悲惨な結果のために、リフトアップされているかのようである。

 

ヘッドアンドショルダー(三尊天井)を作りにいっている、最後の3つめの山(頂点になった2つめ真ん中の山は越えない)になるのか、バブルを具現化して高値更新するのか。どちらにしても、実体的な景気・経済、庶民肌感覚的な景気の具合とは乖離して株価が上昇しているいまの状態を手放しで喜ぶのは危険に過ぎる。

私がはっきりと売り抜けた去年2月初旬が個人的にはわかりやすいピークだったと思う。日柄的にもあそこが自然な崩落ポイント、大天井と考えていい位置だった気がする。あれから1年、手練手管を駆使してバブルの延命をして今日に至るが、これがいつまで続くだろうか。

・_・ とりあえず、個人的にはフリーフォールへの備えは万全?wだ

今月?5月?年後半・・・?

すでに未曾有の金融危機は避けられないのであれば、一刻も早く仕切りなおそうや・・・

しかし、日でーことになるんだろうな・・・。ドイツ銀行が破綻したりすれば、ものすごい不況に襲われて、現在の景気は勿論、景気回復ビジョンなんてまさに絵に描いた餅になるだろう。それでも、長くて5年かそこいらで新たな反騰の兆しは出るはずだ。もう金融政策の余地なんてないと考えられているが、倫理を無視して?w規制や制限をとっぱらってなりふり構わずチートをやれば必ず効果は出るwしかしそれが次の危機への温床になる・・・結局繰り返すだけなのだ。景気の循環の真実とはおそらくこういうことに他ならない。

潮目はまだか

PF、+48万

NK −239(20900) J、−15(3397) M、−10(862)

 

昨晩、米国では政府機関閉鎖により遅れていた12月小売売上高が発表された。予想に反して大幅悪化という内容で、景気は依然底堅い前提だった市場はこれを受けて直後にかなり下方向で反応した。欧州株やダウの続伸ムードも一気にかき消されたが、米国株は取引時間中よく下げ渋り、ハイテク指数はプラ転。ダウもプラ転に迫る場面があったが引け間際にやや垂れて、100ドルほどの反落になった。

米国経済指標の発表はまだしばらく遅れ気味になるらしいが、既出の指標の改訂値などは軒並み下ブレているため、かなりの確率で景気はピークを打った可能性が高いだろう。怪しい感じ、弱い感じの指標が一過性のものでない、と確認されたときにはすでに株価はピークアウトしているもので、FRBが年始早々、昨年末のスタンスから手のひら返しで利上げ打ち止めを示唆したのも偶然でない気がする。

ダウでもナスでもSOXでもなんでもいい、主要指数に今後高値更新があるのかどうか、ということ、チャートの方向性(トレンド)を引き続き見守りたい。

 

今日のNKは前日までのリスクオンムードがウソのように弱く、21000割れからスタートして一度もこの大節目を奪回、つっかけることすらなかった。111円台を固めるか、と見られていた為替が米国10年債利回りの低下からかドル安円高で反応し、一気に110円台半ばまで戻ってきたことも影響したかもしれない。

中国株も、春節明けでは、初めてといっていいくらいはっきりと下落した。

 

日本株の売買代金ランキングなどでは、直近でよく相場を牽引していたソフトバンク(親)の反落や、マザーズ株・UUUMの急落が印象的だった。

ここは単なる押し目で、NK21000の節目や、75日線などは別に抵抗線・抵抗帯として屁でもない、という考え方も出来る一方で、これらの抵抗がなんだかんだ機能して、プルバック(逆)を引き起こした、とも考えられる。

ま、全ては今後が、米国株の行方が教えてくれることではある。

 

ただ、バブルの渦中でそれと気づくことはあまりない。それがはじけてみたからこそ、バブルだった、と言える部分もある。天井も同じようなものだ。下落が本格化し、もうほとんど高値更新の見込みが2、3年のうちにはなくなった、と確信できてからでないと天井を打ったとは思えないし、思いたくもないwものだろう。ざっくり、天井から2割以上下げると復元が厳しいとか、いや3割だとか、4割までなら個別株であればリカバー十分あるとか、いろいろ目安になる下落率はあるが、ここ20年くらいのリセッション局面を見ると、指数が半値以下になることが確認されている。そして確実に金融危機と呼ばれる状況になり、大手金融機関の破綻やそれに近い状態が確認される。

 

大相場の日柄や債務サイクルを考えても、また、景気は必ず循環する、という真理を踏まえても、証券屋や強気筋が唱えるソフトランディングや一時的な景気減速といった楽観論にはほとんど説得力がない。しかし、彼らはずっとバブルが延命し、強気相場が継続するいう希望的観測を、相場の崩落が確定的になるその日まで取り下げることはないだろう。いつでもそうだが、長期の上昇相場が続いた後には、うんざりするような下落相場、惨めな崩落が待っている。この事実から目を背けようとしても百害あって一利なしだが、立場や保有ポジションによってそれを素直に認められない人々が多いのもお約束である。

いまでこそ、あんな簡単な道理がなぜ理解できなかったのか、と思うほどだが、つまりものの考え方というのは、そういう類のもので、分からない人間にはどんな体験があったとしても永遠に分からないし、行動もできないものなのだ。「気づき」というものを教育等によって与えることは絶対にできない。情熱や関心を持ち続け、考え続ける中で、内面からの発露によってそれは起こるのであり、与えようとして与えられるものではないのだ。強引に行動を強制して、あるべき方向と思しき方へ誘導したとしても、それは外圧であって内圧によるものではないから、当人にとって大きな意義を持つことはない。これはいろんな意味で空しいことでもある。失敗したり、苦い経験を持つような結果になったとしても、自己責任で、自分自身の強い意志から行動することが、真に生(活)きることにつながる。結果、むだなことは何一つない、という話になる。

 

石原順のコラムによれば、シラー教授やクルーグマンのようなノーベル賞学者もはっきりリセッションへの警鐘を鳴らしているという。また、今年に入ってからの株価上昇に、ヘッジファンド等積極的にリスクをとってくるはずの大口はあまり関与しておらず、投資家の大半がリスク回避傾向にあるという。

大抵の場合、高値の更新には出来高を要する。エネルギーなくして大相場の継続はない。現在の環境下でどこにそんなエネルギーがあるか、と疑問に思うばかりだが、本格的な官製相場が米国でも展開されれば(すでにされている?)バブルの延命は多少叶うかもしれない。しかし、それをやればあとが、はじけた後の後遺症が深刻になるのは言うまでもない。バブルである以上、それがはじけずに済むということは絶対にない、と言っていい。日は昇れば沈むし、頂上まで上ったのなら、いずれ下山することになる。道理を曲げて、そこにとどめよう、とどまろう、とすることは、いたずらに環境を歪めるだけであり、後世に害を及ぼす。トランプが再選するようではアメリカもとことん堕ちたものだと思うが、是が非でもどんな手段を使っても再選しようとするトランプを見ていると、すでにとことんまで堕ちている、とも思える。大統領になるために大統領をやっているということほど愚かなことはあるまい。しかし、権力の座というのは、えてして人をそのように変えていくものかもしれない。自民党がやっていること、やろうとしていることも同じだ。国民は夏にどんな審判を下すだろうか。

 

 

瀬戸際

PF、+9万

NK −4(21139) J、−5(3412) M、−2(873)

 

昨晩の米国株は続伸。マジですげー強い、なんでかむっちゃ強い、としか言えないが、引けにかけてはハイテクは上昇幅をかなり縮めた。

しかし、それよりなにより、為替・ドル円が111円にのせた。年初のフラッシュクラッシュで104円台つけていたとき(一ヶ月チョイ前くらいw)からは信じられない展開である。もう利上げはなく、ともすれば利下げがあるかもしれない、というのに、ひたすらドル高で反応している。結局世界を見渡したとき、頼れるのは米国経済、ドルだけ、ということを象徴しているのだろうか。

 

今日のNKはズバリ予想どおりの値動きだったwほとんど動かなかった。中国株も似たようなかんじ。

欧州株はしっかりで、バルチック海運指数も反発している。

 

現在のマーケットの落ち着き、戻り高値更新して強気、リスクオンムードに遷移していることには違和感あるが、これをどう考えるべきか。

今年が景気の踊り場、調整期になるのをマーケットが一通り織り込んだ後で鍋底を確認した、というサインなのか、あるいは、去年の9月の高値更新のときのようにノリだけの、根拠のない株価上昇なのか。

最悪期(直近の)を脱したというのであれば、正直、年末の暴落程度の値幅ではヌルい気もする。また債務サイクルや量的緩和が世界的には絞られていることを考えても、すんなり全値戻ししてまだ上値を追う、というバブルの継続についてその根拠に乏しい気もする。次世代通信をはじめとした第二次ITバブルに、少なくとも日本人は浮かれていない。相場を強く牽引する先導株もはっきりとは思い当たらない。ITバブル当時のソフトバンクの100倍以上の上昇率とか、光通信の連続S高とかそういうものはまるでない。アンリツがいい、とかいって、2000円を越えてきた株価が3000円になるのならないの、とかそういうレベルの話しかない。

 

決算が好感されたらしく、昨日は指数から逆行安していた新日本理化が小じっかり上昇していた。

かつていじったことのあるルックもまた、その仕手属性?wではなく、好決算から大幅上昇していた。

違和感たっぷりだが、割安小型好業績株なら、ひっぱるべきなのか?

 

潮目が次にどこで変わるのかなどはもちろん分からない。しかし、見るべきは米国株の強すぎる値動きがいつまで続くか、このままV字に全値戻しを達成するのか、だろう。日本株はもとより世界のどの市場の趨勢も米国株次第だと思う。虚勢だろうが、バブリーブーストだろうが、米国株がいまのように強いままなら、日本株も強い展開しかないだろう。

そのうち本能寺の変が起こる、と確信してはいるが、実際それがいつなのか、ということはまるでわからない。

耐えて、待つ。

 

瀬戸際

PF、−70万

NK +280(21144) J、+21(3417) M、+13(875)

 

昨晩の米国株、ダウは大幅反発して戻り高値水準。ナスダックも大幅続伸で50日線回復。SOXは1336・・・ほとんど全値戻ししかないような強気ムードw

さらにドル高から円安がしっかりしたものになってきていてそれが株をフォロー。

なにがあった、ということはない。ただ、米政府機関の再閉鎖がない・・とかその程度の材料しかない。

 

今朝は、海外勢が先物主導で買い仕掛け。GUで一気にNK21000円の節目を跨ぐように上抜けてきた。先週末の20500円割れから本当に急転直下(上?)の展開で、さぁチャートが崩れた、売り込んでいくぞ、という売り方を一気に踏み上げるような流れ。

200円高、300円高・・・今日も昇竜拳くるか・・・と思ったが、今日のところは75日線がどうにか上値抵抗として機能した。

 

春節明けの中国市場の具合に注目していた。

出足こそ、ダウ急騰やNK節目越えを受けても冴えない感じだったが、徐々にしっかりとした値動きに、結局しっかりとした続伸になった。

 

この数営業日のNKは全く方向感がない。先物主導で海外勢が玩具にしているだけ、とみるか、本格的なトレンド回帰の前兆とみるか・・・。

年末からの暴落をそのまま引っ張って一気にチャートをぶっ壊すような売り崩しに発展する可能性を考えたとき、そこには裁定買い残という障壁があった。年始までにそれらはすっかり解消されていて、風船は萎みきっていたので、売り余地に乏しかった。

相場は波動。よく出来たものでなかなか一直線にはいかない。しかし、一方でトレンドというはっきりした方向性も存在する。

 

今日が一つの節目、分水嶺になるかんじはチャート、移動平均の節目からも間違いなかったのでひとまず、現有ポジション(日本株売り)指数ダブルベア・インバースを少し買い増した。大間違いかもしれないが、まぁ踏ん張りどころ、と。仕掛けで踏み上げ相場に進展するようなら、粛々とポジションを低下していく他あるまい。意固地になってナンピン売り上がりのようなことは厳に慎まねばならないが、現物保有なのだから、鷹揚に構えて相場展開を見守っていきたい。

 

米国株に限らず、大相場の日柄を考えてもいいところまで来ていると思うし、中国、欧州、さらにはわが国も含めて景気、経済成長は確実に鈍っている。債務サイクルを考えても一体どこまで膨張・拡大を続けられるだろう?

ハイテクバブルの夢だけが頼みの綱だ。5G・・・

精工技研が大幅高で年初来高値。

レオパレス21は寄り付いて、サンバイオのパターンのように上に行くと見えたが、崩れて今日もS安。

 

なんとなく持ち越した新日本理化の3Qが出た。中間のコケ方から下方修正必至と見られていたが、ふつーに持ち直して通期予想を据え置いてきた。株価はすでにこれを織り込んでいただけなのだろうか・・・w仕手でもなんでもなくw

 

 

とにかく異様に強い株。世界的に株から資金が流出するのが順当な流れのはずなのだがwまだひたすら強い感じ。限界をはかれるとは思わないが、信用、レバレッジ、クレジットで膨らんだ資金が流れ込んでいるだけ、バブル状態なのは間違いない。

これを新時代・新展開への入り口と考えて、ついていくべきか、あるいは、水準訂正が早晩起こるから売り向かう、売りポジで耐えて待つべきか。

・_・ ま、現物だしよゆーで耐えることはできる。

それが相場、トレンドフォロー的にウマいかマズいかということが問題だが、日々しっかり儲けよう、という考えから離れられれば見ていられるw

長期的な観点、大きなチャートから考えれば、まだいつ崩落がきても不思議ではないと考える。

一方で、短期的な観点からすると、なんとなく上値が重げに持ち合ったり、小さく押したあとでさらに上を試す可能性が高い気もするw

二律背反だが、別にムジュンはしていない。株ではこういう感覚を持つことが精神衛生上も正しいと思っている・・・ま、相場観自体が正しい、概ねで的をハズしていないという保証もないが・・・しかしそれでもわからぬ未来に賭けて相場を張る、苦しい局面は必ず訪れる。思うようにいくわけがない。

ビバ、円安?

PF、−137万

NK +531(20864) J、+26(3395) M、+8(861)

 

昨晩週初の米国株は、ダウ続落、ナス続伸という展開だった。値幅も小さく方向感にも乏しかったが、10年債利回りが上昇し、ドル高が進行。ドル円も年初来高値を更新して110円台半ばをとってきた。

・_・; すごく意外な展開・・・

しかしこういうところから大きなトレンドが生まれるパターンも・・・

 

今日のNKも意外w

序盤に200円高になったときは、ずいぶん強いなぁ、と感じた。前営業日が400円を越す急落だったのでその反動はあったろうが、それでも円安を好感しただけで、輸出関連が非常に堅調な値動きになっていることにはやや違和感があった。

300円、400円・・・そして後場には500円高・・・

・_・; 全値戻ししてお釣りが来る展開・・・先週末の下げはなんだったんやw

 

ザラ場中、ずっとしっかりと上昇し続ける、見事な陽線を描く展開。

ゴールドウインとかほれぼれするようなチャートを眺めると、まだ大相場は終わらないのかな・・・とも思うが、下方修正からS安になったかつての10倍株アイスタイルなどのチャートを見ると、これが典型的な値動きであり、大相場の終焉を象徴している、とも思える。

再三の繰り返しになるが、ハイテクバブルがまだ生きているかどうか、というのが全てのカギだとは思う。

 

欧州株は堅調。

もうちょっと、なんで株が買われるのか理解に苦しむくらいなのだけれど、プロの中には、今年2019年は景気減速するが、来年2020年は景気が再度持ち直すので、株価はそれを織り込んで動いていてこの辺で一時的な谷をつくっているだけ、という見方もある。大相場はまだ終わっておらず先々に高値更新がある、ということだ。

しかし、既にバブル(緩和バブル・中銀バブル、資産バブル)になっているのは間違いなく、どれだけ株価が牽引しても実体経済がついてこないようになったら、さすがにもう上値は追えないだろう。

非常に危険な、転換点にいる、という認識を持っている者はどれだけいるだろうか。

米中貿易交渉次第では、米国がさらに強勢になり、景気浮揚にはずみがつき、まだまだ世界経済を牽引していく・・?

衆参同日選挙に持ち込まれ、消費増税も延期され、与党が勝てばまだまだアベノミクス路線で官製相場は継続していく・・?

無難な展開に思えるが、ちょっとありそうにない・・・

為替か原油に変調があらわれるまでは・・・あるいはダイレクトに株価が大きく動くまでは、トレンドは、大相場は健在なのだろうか?

 

悪寒

インフルにかかったということはない。

クソ寒い中、仕事して、クソ寒い部屋でクソゲーしたり、YOUTUBE観たり、クソ寒い過ごし方をしているが、どうにかやってる。

 

今日は建国記念日だかで(私は祝日の内容に疎い。小学生以来ずっとノリで休んできたw)日本株市場は休場だが、先物は為替やダウ先物に連動して動くだろうから、チラ見は避けられないと思う。

 

総本山米国の先週末の引け味は悪くなかった。ダウは続落したが下げ幅は限定的、下げ渋りの展開であり、ナスにいたってはプラ転までかました。

正直、ハイテクセクターの再燃、バブル延命シナリオは侮れないと思っているが、しかしぶっちゃけ頼みの綱はこれだけかとも思う。米国景気はまだ絶好調を伝えてきているようだが、ピークアウトしている可能性や、そうでもなくても早晩そうなるのは、流れ的に不可避だと思う。FRBの利上げ休止はそれを吐露していると言っていい。景気がホントにイケイケなら、トランプの圧力がどうあれ粛々と利上げをする以外ないはずだ。

成長の種、最後の希望はハイテクバブルの再燃・延命、5Gなどのテーマを囃して等の投資・投機資金の流入とハイテクが牽引するかたちでの経済成長以外にはないと思うが、ファーウェイ斬りによる中国の失速や世界的な景気後退が本格化する展開の中でそれが実を結ぶかどうかは甚だ疑問である。ハイテク覇権を争っている中国にしろ、米国にしろ、自前のみで最先端端末や最先端設備を仕上げることはできない。日本企業をはじめとする海外の部品メーカーにかなりの部分を依存しており、それらがコケたり、(新興国通貨高)為替の関係で高稼働できなくなれば、思うように勢力拡大はできない。

 

日本株は安すぎる、という意見がホルダー(国内勢)を中心に根強いが、私はそうは思わない。確かにPERではNKが12倍程度と、ここ数年下限とされてきた14倍を下回り、割安かのようだが、企業の利益成長が減退、あるいは赤字転落などに歯止めがかからなくなれば、こんなものは絵に描いた餅、砂上の楼閣であり、数十倍とかに一気に跳ね上がるのは自明だ。そして、内需関連株を中心にその兆候が強く現れてきている。

象徴的なのは不動産と小売りのセクター。

不動産はここ数年、割安放置セクターの代表みたいで、もし全体相場の上向きが続きリターンリバーサルがあるなら大化けもあるのでは・・・とさえ言われてきた。確かにそういう機運が昨年、一昨年あたりに盛り上がったのも事実で、億り人に返り咲いたokenzumoさんがフージャース株に強気だったことなど印象的だった。しかし、私は、景気後退前のいつもの光景に思えて仕方なかった。結局、不動産バブルへの懸念から投資が手控えられているわけであり、早晩それがはじければどんな優秀なモデルを持っていても、あるいは業績が堅固・財務が堅牢であっても、株価は崩落するしかない、というのを織り込んでいるように見えて仕方なかった。チャートトレンドが下向きになるまではいいが、一旦下を見に行ったら逃げる他はない、と考えるのが妥当な気がした。結果的にトリガーとなったのはスルガ銀行による不正融資だったわけだが、別にアレがなくても、露見しなくても、どこかでなにかがトリガーになったはずだ。みきまるさんも、かなりの自信を持って臨んでいた優待バリュー株のムゲンエステートで去年かなりやられたらしい。それまでどんなに強いとか、安心の実績を持っているとかいわゆるファンダメンタルズは株価に対して大きな影響を持たない。それを信頼して、それに期待して株を持ち続けるのは大変な危険なことだ。しかし、バリュー(ファンダメンタルズ)派であれば己の信念が強ければ強いほどそうならざるを得ず、結果、前回相場のokenzumoさんのような悲劇が生まれることになる。

今回の相場で印象的だったのは、小売りのセクター。アベノミクス大相場の序盤でも噴きまくったが、直近年間でもインバウンド関連や、外食産業を中心に、大躍進を見せるものが多数出た。(化粧品関連、フード関連、2匹目3匹目のドジョウが至るところに現れ、シンプルに成長株モメンタム投資をやっていれば大きなリターンがとれた。アゴウさんなんかはかなりうまくやっているように見えた)しかし、山高ければ谷深し、相場は波動、三日天井、のとおり、現在では見る影もなく叩き売られているものも多い。経験則どおり、株価が天井をつけたあとで、業績悪化が確認されるパターンが頻発している。話題をさらっている前澤社長のZOZOもそうだし、直近ではアイビー化粧品とかメルカリとか。外食産業ではまだ強い業績のものもあるが、チャートはほとんどが下向き。明らかに内需に変調が見て取れ、統計不正されていた実質賃金を見ても国内景気が順風満帆であるはずもなく、しかしまだ増税前。この観点からすれば、株価指数が2万円台に留まっていることの方が不自然なくらいだ。戦後最長の景気とかフカしていたが、結局、特に何の実感もないまますでに後退に入っているのではないか。

 

・_・ 崩落がいつ始まっても不思議はない

という前提は変わらない。株価が戻し、市場が落ち着く過程では、政策対応なども期待できるからなんだかんだ大丈夫、という楽観論も広がるが、どのようにしていまこの砂上の楼閣が成り立っているのか、という背景を知れば知るほど(とは言っても決して複雑な話じゃないw)に、もうさすがにヤバイだろ・・・、という感想しかない。

最後の砦、あるいは狼煙となるのは、これもまたお約束だが為替、円高だろう。為替が110円というなかなかの円安水準で踏みとどまっている奇異さ。現在のNK株価水準2万円台を下げすぎている、安すぎ、と考えるか、あるいは、為替が下に行ったときにそれに連動する余地を考えるとヤバすぎる、と考えるか。私は株価が先行性を発揮している、と考える。だから、やがて為替も円高に触れるし、それともなって株価の下落に拍車がかかると考えている。為替や米国株価指数に鞘寄せするようにNKが復調する、という説には根拠が乏しい。投資家のリスクオン、センチメント良化がカギだろうが、歯車が逆回転を始めているなら、信用収縮のロジックどおり、加速度的な下げ、下げスパイラルに遷移するほうが説得力あると思う。現在、様子見退避している資金が2016年のように市場に舞い戻って、スーパーバブルを現出させる可能性を否定はしない。しかし、株価が天井圏で多少下ブレしたような現時点で、バルチック海運指数が底値模索のような値動きになっていたり、日中欧の経済指標悪化が鮮明になっていたりする現状は明らかな危険信号に思える。予定されていた調整的な踊り場、一時的な景気減速期とかいう楽観論もあるが、転落が一度始まってしまえば、ここまでにパンパンに膨れ上がった累積債務が激しく吹き飛ばず、ソフトランディングするとは到底信じられない。米国の財政はもとより家計を見ても、現在の好景気(バブル)がクレジット(借款)パワーに依拠しているのは明白である。収縮しだしたら、大して幅もない金利の操作でそれを押しとどめられるとも到底考えられない。

 

・_・ まぁ、リアルに『マネーショート』をやっている気分。

きっとぶっ壊れる、という確信や信念はあるが、それが現実化してみるまではなんともいえない。レイ・ダリオも80年代に失敗したことがある。ブリッジウォーターは去年に引き続き、今年も大戦果を挙げてパフォーマンストレンドを大きくアピールするだろう、とトレンドフォロワー的には思うが、それもはっきりとはわからない。レイ・ダリオの欧州株への史上最大のショートは成功するしかないと思うが、それも決定的になってみるまでは・・・。

投機筋は仕掛けを狙っていると思うが、連中だって反撃されて逆に詰まされるリスクを抱えている。相場はロジックだけで動かない。気とか、心理とか、そういったものに大きく左右される。ただ、ポジショントークでしかなけれど、やっぱり歴史や統計、経験則からしても、もう崩落の第4ステージが待っているとしか思えないのだ。近日中に大雪が降ることはあっても、真夏日がやってくることはほとんど絶対的にありえない、とそういうくらいに。

・_・ それでもおそらくこんなふうに考えているのが多数派ではなく少数派だろう・・・だからいいwそこがいいw

ここから下げたらNISA枠を開放してナンピン、とかそういうのが個人のメイン戦略であるようなそんな気配ばかり感じている(クリスマスにそれをやっていれば今報われていたりもする)。仮想通貨のときもそうだが、国内個人は本当に潜在的気質的に?逆張り大好きっ子なのだ。株価の本質やメインプレイヤーが誰なのかすら知らなくても、安値を拾えば報われる、という信念を曲げることはない。その時点が安値になるか高値になるかを決めるのは、ひたすらトレンドである、という真理に気づくこともないままに。

起きて半畳、寝て一畳、天下獲っても二合半。

広すぎる新居に引っ越したヒカキンが毎度恒例のドヤり、というかお部屋紹介動画をあげたら、それに天敵のシバターが反応して送った言葉。シバターは『花の慶次』のパチスロに出てきて知ったらしいが、おそらくは江戸期の狂歌の類だろうと思われる。

人の身の限界を知り、分を弁えよ、というような意味を私は汲み取って感じ入ったが、捉え方は人それぞれだろう。イメージとして浮かんだのは、秋山好古・真之兄弟が茶碗一つをかわりばんこに使っていたという下宿暮らしの様子。我々が目指すべき豊かさというのは、安直な成金趣味というか物欲の成就ではないように思うが、バブル期を見ても、その平成(元年)バブルをまるで知らずに生まれ育ってYOUTUBERなどで成功者となった若い連中を見ても、その安直な帰結に変化はないように思う。今を生きる大多数の人間も利休の侘びより、秀吉の成金趣味の方が理解しやすいのが実際かもしれない。

 

『平成三十年』という予言的な(極めて現実的なw)小説を書いて、経済企画庁長官まで勤め上げた作家の堺屋太一が改元を待たずして逝った。元通産官僚で『団塊の世代』の名付け親。八十三歳だった。

誰にもいずれは個体としての限界はやってくる。その日までをいかに生きるか。歴史や伝統、文化的特質を継承しつつも、既成の価値観に縛られているうちは、ロボットと同じだ。奇矯に映るようでも、自らの感性が心底よしとする価値観をこそ見出し、体現して初めて独立した絶対個として生まれた意義はあるかもしれない・・・とはいっても、その生き様さえもまた前代に必ずモデルのような、類似形はあるはずで、それがやがては統計へと収斂していくような・・・人の遺伝情報にはパターンがあり、ゆえに収まるべき所定の位置が始めから自然と定まっているような・・・しかし、そこにでも夢はあるだろう。