株は最高のゲームだ

株価を買うのではない。企業を買うのだ。(ウォーレン・バフェット)
銘柄を買うのではない。トレンドを買うのだ。(tmnrh)
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地獄の一丁目きた?

PF、−29万

NK 16360(−195) J、−1 M、−15(894)

 

昨晩のダウは33ドル安。ドル円は100円台前半でちゃぶついたまま。原油にも大きな動きナシ。今年これまでの重要イベントと比べれば無警戒だし、そこまで重要視されるとも思えないが、他に指標と道標とおぼしきものがないので、注目が集まり、様子見、手仕舞いを促しているジャクソンホールでのイエレン議長講演。はっきり利上げの有無を示唆するわけはない。いいとこ、経済が今の感じで推移するなら早いうちにやりたい、くらいのニュアンスがでるだけだろう。織り込まれきった話だ。マーケットの反応は・・・サプライズは・・・。わかるわけねぇやw

 

気になったのは今日のNKの下げ。これまでこれだけ円高水準でもPKOや日銀の追加緩和期待から如実に下げ渋って、ちゃぶつき、ピボットを形成していたものが、今日の下げではっきり、下への動きを示唆した。

PFは、全般的によく下げ渋り、しかし、エクストリームが堅調だったが、セラクがドボンして今回ははっきりと安値更新(下値遊びからの多段下げ・・・業績悪いのか?来期見通し暗いのか?)したのが効いて、週間全勝とはならなかった。

 

マザーズ銘柄ではキャリアとかに勢いがついてきたし、ソーシャルワイヤーなんかも動き出したが、大口、外国人の本格参入はまだなのか?

NSWとか直近でトレーダーに選好されていたような好チャート銘柄は高安まちまち。極楽湯はS高。エナリス・タツモは年初来高値更新。

一方で、シライ電子、G3HD、イーガーディアン、アートスパーク、FVC、ベガコーポ、シリコンスタジオなどは下落。やや大きな下げだが、どれもまだ上昇トレンドは崩しておらず、なんとも言えない位置。

やばいのは、底抜け型のセラクはもちろんだが、ダブルスコープやダブルスタンダード、ハウスドゥなんかか。大泉製作所とかロゼッタとかは微妙でわからない。急騰型から反落した北川精機やALBERT、ソフトフロント、ガーラなどにとってこの下げが振るい落としなのか、突飛高のあとで、また本格下落する始まりなのかも微妙だ。

しかし、はっきりいえることは、直近で上昇率ランキングを賑わした銘柄の多くが、下落率ランキングに多数並んでいるということ。出る杭は打たれる、というし、値動きの、ボラティリティのある銘柄が強いトレンドを描く、というのもあるが、嫌な感じだ。ちゃぶつきの一環というには、監視銘柄の下げ幅や、下落数がやや大きいのも気になる。フェイントになるかもしれないけれど、持ち合いから下に触れて、大きく下落トレンドが進行する前触れになる可能性も十分想定しておきたい。

 

今晩のダウと為替の動きはもちろん、週末はとにかくチャートをよく確認しておきたいと思う。来週以降秋相場に入る過程で相場が大きく動き出す、という前提はおそらく正しい気がする。

 

RVHははっきりとまた800円割れしたが、PCデポは一応反発して750円。まぁ、売り方の買い戻しとみておくだけだろうが、どれだけ市場で注目が集まっているか、個人の関心が高いか、などというのは二の次にして、チャートと業績がよく、流動性もそれなりあって、利益成長に期待が持てる低PSR、低PEGの銘柄をピックアップするのがやっぱり基本だと思う。1年以上前によい時期があって、話題をさらっていたとか、期待されていた銘柄がいまトレンドを崩していて割安に見える・・・なんていうのはゴロゴロあるけれど、そういったものには手をつけないことだ。ましてや、中長期のスパンで買いを入れるなんてことはしてはいけない。株は他の消費財のバーゲンなんかとは違う。どんな局面であっても、将来的(見通せる近い未来)に値上がり、利益成長が期待できる銘柄を仕込まなくてはダメだ。逆張りするのであれば、大相場や個別株それぞれのメガボトムといえるような水準を買わなくてはだめだ。高値掴みだろうが、押し目買いだろうが、順張りでトレンドフォローし、トレンドがくずれるまでついていく、というスタンスを基本に分散集中投資をする。当てが外れれば、カット(利食い、損切りは時の運)し、次の候補を探す、待つ。

 

値動きだけを見て、IRなどの材料には妄執しない、業績の見通しも、点検は欠かさないが過信しすぎない、というバランスが大事だ。まずは値動き、チャート、株価が全てなのだ。買われている理由、売られている理由を考えることには弊害こそあれ、あまり実益はない。トレンドが本格化、長期化しそうか、ということについて注意をはらうべきである。

好業績のはずのRVHがここまで売り込まれているわけを理路整然と説明なんかできないし、PCデポがBREXITのあとではっきり立ち上がったのに、まずい案件が一つツイートされただけで、半値以下に叩き売られるハメになるなども予想できなかった。

私はサーファーじゃないけれど、株というゲームがサーフィンのようなものだ、ということには激しく同意する。波の具合がどんなかは、場数を踏めばなんとなくわかるようになってくる。しかし、あくまで自然の、ランダムで偶発的な部分が大きいから、うまく乗れなかったとしても、波に対して不満を言うのは未熟者のすることだ。不満など言わず、反省を繰り返しながら、いい波をチョイスしてうまく乗れるよう努力しつづけるだけだと思う。それ以外にまとまった、大きな確実な成果をあげる方法があるとは思えない。おそらく、人生でもなんでもそうだろうけれど、成功するためにはそれ以外の道はあるまい。一から十まで思い通りにいくはずなどないのに、可能性があれば人はそれを期待する。しかし、受動的であれ、能動的であれ、自己責任であれ事故的であれ、必ず誰もが躓いたり、失敗に出くわす。その反省をすることには意義があるが、その痛みをひきずることは害悪ばかりが大きい。この絶妙のバランスを体得し、うまく消化できる者がマスターになりやすい者だと思うが、大半の人間は、無秩序に失敗と成功を繰り返すか、失敗に凹みすぎて沈む、あるいは成功に浮かれすぎて沈むようだ。失敗の度合いと回数を減じながら、成功の度合いと確度を高めていけるようにするのが、真の意味での成長だと思うのだけれど、そのために必要な努力、学習や反省を本気になってやる人間は限られている。決して不可能でも無謀でもないのに、リスクを極端に避けたり、簡単に諦めてしまう人間もたくさんいる。きっとできる、ということを心底信じられないから、努力もしないし、挑戦も継続もしない。だから成功が希少なものになる。本能的、精神的に苦しい状態にいかになれて、その弊害を克服するか、ということがカギかもしれない。強い信念とか、言葉にすると単純だが、実際それは難攻不落の要害みたいなものかもしれない。であるなら、どれほど強固であろうとも攻め続けられれば、いつかは陥落してしまうだろう。要は、攻められないような工夫、可能な限りのセルフコントロールにある。人は城、人は石垣、人は堀・・・といった武田信玄は優れていた。本拠地を堅固にしたり、鉄壁の要塞を作ろう、というようなことに労力を使わなかった。外交や謀略を駆使して、守勢にまわるリスクをひたすら回避した。天才型の信長や秀吉は曲芸をやるように常勝街道をつっぱしり、安土城や大坂城のようなシンボリックな築城をしたが、どちらとも結局陥落した。トレードにおいて、信念と同等か、それ以上に規律が重視されているというのは、考えてみれば当たり前なのである。信念がなければ、何事もなしえないけれど、規律がないと何も維持できない。そして、換言すれば、規律というのは株においては、資金管理・リスク管理のことであり、具体的には分散投資と損切りということになる。これをどれだけうまくやるか、規律に従ってやるか、ということが要諦で、百万遍をもってしても、どれほど株で成果をあげたり、習熟するようになっても、たえず確認し、おろそかにできないことになるだろう。

己の限度、取れるリスクの大きさをよく把握し、それになれ、同時に引き際をわきまえ、退く勇気・決断力を持つ。

・_・ 難しいけれど、自分なりにこれをちゃんとやることだと思うんだ。どれだけハイパフォーマンスを上げているやつがそばにいたってかんけーねーよ。自分との戦いに勝てるかどうか、それだけ。自分に勝てれば、大抵、成功したという状態にはなる気がするよ。

ちゃぶつきながら・・・

PF、+46万

NK 16555(−41) J、+0 M、−4

 

イエレン議長講演前の手仕舞いか、ダウは60ドル程度下げた。ドル円は100円台での推移が続く。金も原油も上値追いとはいかない。

 

今日のNKも、すごい「ちゃぶつき」。前引け間際に一瞬プラス圏に浮上したが、方向感はまるで出ない。上昇銘柄と下落銘柄の数がほぼ半々。指数は下げているが、当たりくじを一つ引いていればおそらく勝てたであろう日。トレンドの弱いものに手を出さず、怪しい感じでも急騰トレンドになった銘柄をいじっていれば、パフォーマンスは出た日かもしれない。

G3、ソフトフロント、シライ電子、ゼニス羽田、ファインデックス、クリークアンドリバー。

決して簡単じゃなかろうが、とにかく強含みのものをいじるということだ。

 

リファインバースやキャリアなど直近IPOでもしっかり上昇しているものがあったが、セラクは地味に年初来安値をまた更新した。

 

トリケミカルが5パーセント上昇したので、それだけで勝ったかんじ。今週は無傷の4連勝だが、明日ドボンして週間で負ける可能性はかなりあるかもしれないw

 

RVHはまたしっかり下げて、800円割れに迫ってきた。朝方、反発気配で800円台を回復していたPCデポも後場になって崩れた。戻り売りがかさめば、下降トレンドは継続するし、まぁ、そういうチャート。落ちるナイフ。700円台序盤。どこまで下げるかは分からないが、この下落は、今後、来期以降のEPSの減少とPER20倍程度まで評価されていたものがそれに伴って10倍割れくらいまでいくのではないか、というのを実直に織り込んでいるようでもある。売り方の買い戻し連鎖で、折々でそこそこの反発を見せることはありそうだが、企業イメージのダウンとビジネスモデルの危機とで、安易に逆張りできるかんじではない。

 

YACが1200円まで戻ってきた。予想外の強さ。村田製作所なんかも強い。為替差損を織り込んだ後で、尚、先行きにワクワクがあると見られているのは悪いことじゃないが・・・。

 

不動産冴えない。ちょっと前まで高値更新で900円台とかつけていたタカラレーベンが700円割れてる。持ち株のオープンハウスも来月配当権利落ちだというのに軟調なまま。

 

世界の株がそれぞれに微妙な位置での短期の持ち合い、ピボットポイントに入っているのは間違いない。なにかをきっかけに上下どちらかに触れて、それが今後の、そして大きなトレンドへと発展しそうだが・・・まるで読めない。

ちゃぶつきながら・・・

PF、+53万

NK 16597(+99) J、+7 M、+4

 

昨晩のダウGUから上昇幅を縮める展開だったが、プラスで引けた。

NKは朝から堅調で、終日小じっかりとプラス圏を維持。昨日の下げ分を取り返すかんじで引けた。

 

PFは朝方や前場は全般的に軟調だった。昨日大幅反発したオープンハウスなんかがしっかり売りなおされていたのがきいていたし、今日はさすがに勝てそうにないな・・・と思ったが、マザーズ指数が下げ渋りから、NKの安定にサポートされてかプラスに転じると、エクストリームなど主力が大幅高して、勝勢モード。引け間際で上昇幅を縮めたが、大崩れするものがなかったので、しっかり勝てた。

 

個別株の値動きは結構いろいろある。

昨日S高をつけたテラスカイは大幅反落して、ちゃぶつき相場を印象付けた。予想通り、RVHも下げた。簡単には戻していかない。

対照的だったのが、チャームケアとPCデポの値動き。どちらも好決算好業績の優良株だが、PCデポは認知症老人や高齢者を巡る解約金商法が炎上した影響を引きづりまくっていて、急落トレンドの渦中から抜け出せない。応急的な臨時対応(高齢者からは解約金はいただきません)で株価が反発したように見えたが、昨日の下げでその上昇分を帳消しにし、今日も崩れモード。売り方、買い方、短期資金のマネーゲーム的様相を呈しながら大商いで800円の攻防に。後場、リバウンドは容易でなく、必ず割れる、と見ていた。かなり粘ったもののやはり割れた。引けではやや下げ渋りを印象づけたが、とても底入れには見えない。一方のチャームケアは昨日の下げのあとで小高く始まっていたが、天井圏ということもあり、ブレイクアウトはどうだろう・・といったかんじだったが、まぁ大口が入っているのは間違いないようで仕掛け的な買いから一気に上放れブレイクアウトで10パーセント以上上げると、薄い板で利食い売りがでて何度も崩れかけるものの、買い優勢、天井圏を維持して引けた。そこまでの値幅がどうあれ、弱いものはとことん弱く、強いものはとことん強いというトレンドフォローの何たるかを示現したような展開だった。私は、自重して、どちらにも入らなかったけれど、心理的にはやはりPCデポの逆張り参戦などにひかれていたと思う。高値掴みが愚かにみえても、チャームケアを買うのが正しい、というのはいまなら分かる。PERがどうとか、いう以上にトレンドの強さにのるかどうかという話なのだ。

業績が一貫してよければ、いつかはトレンドもついてくるだろうが、好業績が即効で株高に結びつかない、というのがミソだ。みんな、懐疑の気持ちがある。だから、すでに勢いよく、トレンドを形成している好業績株にのるのが定石になるのだが、思わぬ悪材料や、失望決算、市況の波乱、オーバーシュートの反動など、下方リスクもついてまわる。

どの程度の期間を想定して、どの程度のリスクを許容した上でどの程度のリターンを狙うのか、という漠然としたイメージはやはり必要だ。そして、リスク管理の方法は、ポジションサイズの調整と、決定的には損切りしかない。思惑どおりの方向に株価が動いたとしても、それが、自分の読みが図に当たった結果かは分からない。しかし、逆に動いたときは理由がなんであれ外したのである。まぐれで勝っても、不運で負けるということはない。ただただ値動きをまず第一に尊重すべきだ。それに順方向で従っていくのが基本だということを肝に銘じる必要がある。短絡的発想に聞こえるかもしれないけれど、トレンドが読みにくくなったり、チャートが難しいかたちになってきたら、思惑はどうあれ、ポジションを小さくしていって、もっと分かりやすい銘柄に乗り換えるのが無難かもしれない。チャンスは一つではないし、いまだけでもないからだ。

 

おそらくは、利益成長の鈍化を嫌気して、上昇トレンドが崩れてきている、ダブルスコープやアイスタイル、アニコムHDなど去年あたりまでの成長株の値動きにはなるほどと思う。モルフォなんかもくずれそうだが、中段でよく持ち合っている。たしかに、一時的な不振であれば、グリッチになるかもしれない。ディップの天井圏維持は大したものだと思う。内需関連だし、まだまだビジネスモデルが時代向きで先行きが明るいとみられているのだろう。業績推移、利益成長に連動して株価が作られていくというシンプルな観点も順張りの思考だが、これも堅実な戦略だろう。かつて華々しい時代があったものが、株価下落で割安になってます、チャンス?なんていうのは、貧乏くじを引く典型的なパターンだが、みんなこれが大好きだ。私も昔は大好きだったからよくわかるw業績相場の終わりというのは大抵は大相場の終わりで急激な下り坂に向かいやすいのだが、まさにその時期によくあらわれるパターンだ。一方で、金融相場のはじめ、大相場の初期段階では、実体的な業績以上に株価が先行して買われ、割高に見えるシーンがよくあるが、こういうところでこそ強気で大きくいかなくてはいけないのだが、それまでの低迷をイヤというほど味わっている投資家からしてみれば、懐疑や猜疑しかなく、ダマシにしか見えなかったりする。お約束だが、サイクルの過程で今後も何度でも繰り返されることだろう。業績不振を極めていた銘柄が、底練りのあとで、起死回生に向けて胎動しているときもそうだ。だれもが半信半疑だが、株価は先行して動く。警戒して懐疑の気持ちで上昇を眺めているうちに、業績の裏づけがでてくる。でてきてさらに上げるが、大抵の投資家は高値掴みを怖れて、そのあたりの局面ですら買えない。押し目を待ったり、あるいは、再度業績悪化が懸念されて下げたときに割安になった、とババを引きにいく可能性が高い。

一株利益とPERの積が株価である、という単純な原理、メカニズムさえ、きちんと理解している参加者は少ない。PERという奥深い指標の理解がみんなテキトーすぎたり、ハナから頓着していなかったり。

永遠にマーケットは変わらないと思う。どれだけ情報が溢れても、真剣に取り組み、失敗から学んだり、温故知新の精神で研究をするような人間は少ないからだ。みんなひたすら欲望と恐怖に流されるだけで終わるからだ。

 

ワイコフの本にもあったし、ジム・クレイマーの指摘した統計にもあったし、かつてどこかで読んだ資料にもあったが、好況時に好成績を売りに、資金を呼び込んでいるような大手のファンドの大半は将来的には失敗する。大手の機関が高レーティングを出して太鼓判を押しているような優良企業の株式には妙味が少ない。それでも、みんなそういった上辺だけの安定を大いに好む。「好業績」のよさは否定しないが、それが大型株のもので、景気循環サイクルでよいときものであれば、積極的にリスクをとって株を買う要素とはなりにくい。特に、長期投資を決め込む条件としては、逆に悪材料かもしれない。それでも、みんな一致のコンセンサスのように、優良株を推奨し、そして失敗する。100年以上前からずっと繰り返されてきたことのようだが、大手機関のスタンスは今日でも一切変わっていない。

例えば、バフェットがどのようなスタンスからIBMを買っているのかを私は知らないが、彼がどれほどの大家であろうと、私はそれをパクろうとは決して思わない。自分が、自分の戦略から成算がとれそうにない、と考えるものに手を出すのは、それが損になるしろ、利益を生むにしろ、不毛なのだ。バフェットを信奉したいだけなら、バークシャーの株に全て突っ込めばいいだけかと思う。

実績を出してきた賢明なる投資家たちは、みんなリアルタイムでも推しの銘柄を持っていて、理由をきけば食指が動くことも少なくはないが、自分の戦略に合わないのであれば手を出してはいけない。

ソニーであれ、エスクリであれ、PCデポであれ、ユニバーサルEであれ。いま成功しているか、失敗しているか、将来どうなるかが問題ではなく、主体的にゲームをする気がないのなら、それは本当にむなしいことだからだ。そもそも個別株投資には向いていない。

 

自己責任で、よいときもわるいときも熱意を失わず、シンプルな戦略に基づいてそれを練磨しながらマーケットについていく。

自分に負けなければきっと勝てる。

ちゃぶつきながら・・・

PF、+14万

NK 16497(−100) J、+4 M、+7

 

原油が下げたことや、様子見ムードの蔓延でダウは小安いかんじだった。力強く上値を追っていくかんじもしないが、崩落していくようにも見えない。

昨日の日本株、NKは小高く引けたようだが、マザーズ指数は1パーセント程度下げていた。

今日は逆。大型株が選好されているとも言えないし、新興・小型株市場に資金が流入しているとも言えない。今日のNKは、後場になって上へいってから、倍返しで下へ触れるという展開だった。典型的なちゃぶつき。

ドル円も、100円あたりの値動きが続くが、がっつりはっきり100円を割れてくるトレンドは出ていない。利上げがあれば、円安にふれるだろうが、見送られたときどう動くか。

 

大口が多少返ってきたのか、昨日あたりチョロっと動意したようなマザーズ銘柄が散見されたが、強く続伸したようなものはなかったように思う。今日は、テラスカイが新会社設立という材料を手がかりにS高。去年のIPO銘柄で将来を青田買いで買い進まれた典型的な小型成長株だけれど、底這いになってくるのかな・・・というところの値動き。PER100倍とかあんまり関係ないんだな、とつくづく思う。割高だから売られてきたのではなく、トレンドが崩れたから下げていた、と考えるのが正しかろう。成長株は、利益成長の裏づけがとれない銘柄では特に、期待が何処まで織り込まれるか、というのは、皆目分からない。適性なPERなんてはじけない。しかし、時価総額は確認できるので、100億、300億、500億、1000億などの節目は意識するべきだろう。仕手が主導したにしても、さすがに限度があるので、モメンタム化に狂喜しつつも、トレンドの転換には敏感であるべきだ。振るい落としというのは初動の段階ではあるが、大きく動いた後でくるのは、天井圏での乱高下の値動きである。大幅反落してそのまま沈む場合もあるし、切り返して、上値を追うこともあるが、天井ででるローソクのかたちなんかは結構信頼できるので、それに従うのがいいかもしれない。大きな出来高とともに、長い上髭をつけるとか、包み足で大陰線がでるとか。1つの銘柄の大きな成功が、成長株投資ではパフォーマンスを上げるカギになるのは確かだが、その銘柄、その成功が全てではない。相場はずっとあるし、成長株もこの先もいくらでもでてくる。ほれ込みすぎたり、入れ込みすぎるのは厳禁だろう。利益成長を伴った本当に強い、素晴らしい値動きであったとしても、成長株が上昇トレンドを継続し、大きなパフォーマンスを更新し続ける期間というのは、市況全般の大きな上昇トレンドに乗った場合であっても、せいぜい1〜2年くらい、だというのがこれまでの経験から言えることだ。3年以上、5年以上かけてなおトレンド維持する銘柄もあるにはあるが、そういったものには、爆発的急騰や、人気化は無縁である。しかし、強気一辺倒で上昇し続けるわけでもないので、強くホールドするのは考えている以上に難しいかもしれない。決算の数字がイマイチだったり、市況の下げに輪をかけて下げたり、あるいは、市況の上昇から蚊帳の外になったり、ということは、数年の間にはいくらでも起こりうることだ。

 

オープンハウスがよくわからんが、ようやくとりあえず反発。カラ売り外資の売りがおさまったのかもしれないし、連中が買い戻したのかもしれない。

フォーシーズの値動きが小じっかりしてきた。先の決算を好感した大口が買い集めにきているのであればよいが・・。

 

株は業績だけではないけれど、業績が大きなバックボーンになることは間違いない。

決算コケても異常に強く踏みとどまって見えるYACとか、例外ももちろんあるが、やっぱり、好業績銘柄を持ちたい。安心感やホールド感がまるで違う。

RVHも今日はしっかり反発した。チャートをみると崩れてはならない線を越えて崩れているし、信用残も膨らんでいるので、戻ってもすぐに、よくて持ち合いみたいな展開になりそうだが・・・さて。

 

ちゃぶつきながら・・・

PF、+14万

NK 16497(−100) J、+4 M、+7

 

原油が下げたことや、様子見ムードの蔓延でダウは小安いかんじだった。力強く上値を追っていくかんじもしないが、崩落していくようにも見えない。

昨日の日本株、NKは小高く引けたようだが、マザーズ指数は1パーセント程度下げていた。

今日は逆。大型株が選好されているとも言えないし、新興・小型株市場に資金が流入しているとも言えない。今日のNKは、後場になって上へいってから、倍返しで下へ触れるという展開だった。典型的なちゃぶつき。

ドル円も、100円あたりの値動きが続くが、がっつりはっきり100円を割れてくるトレンドは出ていない。利上げがあれば、円安にふれるだろうが、見送られたときどう動くか。

 

大口が多少返ってきたのか、昨日あたりチョロっと動意したようなマザーズ銘柄が散見されたが、強く続伸したようなものはなかったように思う。今日は、テラスカイが新会社設立という材料を手がかりにS高。去年のIPO銘柄で将来を青田買いで買い進まれた典型的な小型成長株だけれど、底這いになってくるのかな・・・というところの値動き。PER100倍とかあんまり関係ないんだな、とつくづく思う。割高だから売られてきたのではなく、トレンドが崩れたから下げていた、と考えるのが正しかろう。成長株は、利益成長の裏づけがとれない銘柄では特に、期待が何処まで織り込まれるか、というのは、皆目分からない。適性なPERなんてはじけない。しかし、時価総額は確認できるので、100億、300億、500億、1000億などの節目は意識するべきだろう。仕手が主導したにしても、さすがに限度があるので、モメンタム化に狂喜しつつも、トレンドの転換には敏感であるべきだ。振るい落としというのは初動の段階ではあるが、大きく動いた後でくるのは、天井圏での乱高下の値動きである。大幅反落してそのまま沈む場合もあるし、切り返して、上値を追うこともあるが、天井ででるローソクのかたちなんかは結構信頼できるので、それに従うのがいいかもしれない。大きな出来高とともに、長い上髭をつけるとか、包み足で大陰線がでるとか。1つの銘柄の大きな成功が、成長株投資ではパフォーマンスを上げるカギになるのは確かだが、その銘柄、その成功が全てではない。相場はずっとあるし、成長株もこの先もいくらでもでてくる。ほれ込みすぎたり、入れ込みすぎるのは厳禁だろう。利益成長を伴った本当に強い、素晴らしい値動きであったとしても、成長株が上昇トレンドを継続し、大きなパフォーマンスを更新し続ける期間というのは、市況全般の大きな上昇トレンドに乗った場合であっても、せいぜい1〜2年くらい、だというのがこれまでの経験から言えることだ。3年以上、5年以上かけてなおトレンド維持する銘柄もあるにはあるが、そういったものには、爆発的急騰や、人気化は無縁である。しかし、強気一辺倒で上昇し続けるわけでもないので、強くホールドするのは考えている以上に難しいかもしれない。決算の数字がイマイチだったり、市況の下げに輪をかけて下げたり、あるいは、市況の上昇から蚊帳の外になったり、ということは、数年の間にはいくらでも起こりうることだ。

 

オープンハウスがよくわからんが、ようやくとりあえず反発。カラ売り外資の売りがおさまったのかもしれないし、連中が買い戻したのかもしれない。

フォーシーズの値動きが小じっかりしてきた。先の決算を好感した大口が買い集めにきているのであればよいが・・。

 

株は業績だけではないけれど、業績が大きなバックボーンになることは間違いない。

決算コケても異常に強く踏みとどまって見えるYACとか、例外ももちろんあるが、やっぱり、好業績銘柄を持ちたい。安心感やホールド感がまるで違う。

RVHも今日はしっかり反発した。チャートをみると崩れてはならない線を越えて崩れているし、信用残も膨らんでいるので、戻ってもすぐに、よくて持ち合いみたいな展開になりそうだが・・・さて。

 

台風、ちゃぶつき、外国人待ち。

おもいっきり台風がきているのが分かる。これから昼に向かって、ものすごいことになりそうだ。

・_・ ま、夏の風景ではある。ムチのようにしなる街路樹とか、斜めから路上を叩いて波状になる雨とか、唸るような風の音とか。

 

週明けのマーケットは大人しいほうだ。相変わらず閑散のまま。

個別株にそこそこボラティリティが出ているようだが、限界を超えそうなところでは反動がでて、結局ちゃぶつきになる。

RVHが800割れしても(好決算織りこみで1200から出尽くし)、セリングクライマックスなんてふうにはならない。しかし、戻りも鈍く、リバウンド狙いすらしたいとも思えない。

中村超硬も先週末、ついに底値圏から浮上か、という動きを見せたが、いきなり弱い。

あんしん保証とか高値圏を維持していた銘柄が、寄りから崩れかかったが、なんとなく戻している。

マザーズ指数も弱いけれど、NKやジャスダックは小高く、背景には日銀のETF買いが控えてるから、どれだけ閑散で鈍いようでも、暴落の端緒とか、ここから崩れていく、とは思えない・・・・思いたくないw

 

ランキング銘柄をみていても感じるのは、持ち合い(ベースでもピボットでもいい)から上下どちらかにブレイクアウトする、あるいは、トレンドラインと思しき移動平均などをブレイクアウトしてきても、決定的に出来高が不足しているため、教科書どおりそれが本格的な動きの始まりには到底みえない。ダマシになりそうだが・・・とみていると、大抵ダマシになる。典型的なちゃぶつき。

それでも、ブレイクアウトした中のいくつかは本格的なトレンドをつくのかもしれないし、ダマシ反転から、それが大きなトレンドへと育っていくかもしれない、というふうにも見れなくはない。とすると、結構、今の位置というのは始まりのおいしい地点なのかもしれない。

ちゃぶつき相場の時期というものが、長いスパンで捉えれば、短期的な調整(持ち合い)局面になりやすいことはチャートを大局的に眺めてみれば歴然である。2012年全般(年始と年末を除いた期間)の相場なんか典型的だった。ギリシャ問題とかで右往左往、その後のちゃぶつきで右往左往していたら、おそらく損失を重ねただけで、年末からのアベノミクス初動にも懐疑的だったはずだ。しかし、底値圏の持ち合いに過ぎない、と大局的に見切っていたのであれば、格好の仕込み場所であり、事実、それは多くの銘柄に当てはまった。アベノミクス初動で大きな恩恵を受けた不動産セクターや、それまで低迷を極めていた海運や輸出関連の一角、はその後の半年ばかりで株価を倍増させるケースが後を絶たなかった。上放れで期待を膨らませ、底割れで絶望といったことを本気で繰り返していたら、決してこのトレンドに乗ることはできなかったであろう。しかし、チャートを大局的に俯瞰できたならば、黙って椅子に座っていたり、飛び乗れたりできたのではないか。

いまでもよく覚えていて、おそらく一生忘れないかもしれない一つの値動きと銘柄は、富士重工(スバル)だ。2012年6月、まさにギリシャ問題に揺れる中で、知人と一緒にチャートを眺めて、500円、600円台のレンジ相場になっているこの銘柄をについて話したのを覚えている。規模もそれなり大きい(5000億円前後だった?)銘柄だし、景気が戻ってもそれほど面白いことにはならないだろ・・・自動車株を買うなら、成長志向のスズキとか、あるいは鉄板のトヨタでいい・・・なんていう話をしていた。マネー誌なんかでも有望な自動車株として挙げられているのは、トヨタやダイハツだった。

しかし、1年も経たないうちに、富士重工の株価は2000円台半ばまでカチ上げた。いやいや、いくらなんでもアゲすぎ・・・だと思った。低迷を極めて、低位ボロ株状態から急騰したマツダなんかの上昇は、投機的な値動きとしてまだ理解もできたが、富士重工はさすがにやりすぎ、というのが、ありがちなシロウト判断であった。しかし、その後も大きくうねるような値動きの中、上昇トレンドを維持した富士重工は去年(2015年)末、5000円にのせたのであったw10倍株を狙って、わりと長い目線で先行きを考えていたあの2012年半ばの時期に、まるでアンテナに引っかからなかった銘柄が、現実には10倍株に迫るパフォーマンスをやってのけたのである。

トレンドが出てから動いても、十分間に合う

トレンドがホンモノであるならこれは一つの真理だし、むしろ、出てから動くのが王道なのだろう。ちゃぶつき相場にいれこむと必ずいろんな意味での消耗があり、そして、生涯収支などの長い大きな視点で考えれば、それは決してプラスではない。経験にはなるが。

実際に動く前に、予想を当てて、見事儲けられたら、それはそれは愉快痛快だろう。しかし、現実に株で勝つというのはそういうことではない。徹底したトレンドフォローだけだと考えるほうが、長い目で見たらずっとパフォーマンスを上げるし、正道だと確信を持っていえる。ギャンブルにしたらだめなのだ。

 

上がった株に飛び乗り、下がった株を売る(損切りでもカラ売りでも)というのは、言葉にすると単純だし、簡単なことにも見えるけれど、実際には本能に逆らう行為であり、非情にやりにくい。これに慣れることが株で勝つための一つの大きな要素なのは言うまでもない。しかし、チャートをよく見て、それに従う習慣ができれば、これは比較的やりやすくなるし、「押し目買い」を覚え、分散投資や時間をずらした買い集めなんかが習慣になれば、ずっと穏やかに、自然に株をやれるようになる。チャート分析の効用は驚くほど大きいが、株式の実体的価値に捉われすぎると逆にこれを軽視したり忌み嫌ったりするようになる。個人投資家の大成を妨げる一大要素がまさにここにあるだろう。バリュー系の個人投資家で大身になった者の多くは、安直なバイアンドホールドを早期に脱して、損切りや銘柄組み換えなどのPF管理を徹底しているケースが多い。チャートにこだわらなくても、含み損の始末に注力する意識の高い者は結果を出す、といえるかもしれない。資金管理というのは、守備のようなもので、非常に重要だということだ。

 

タイフーン。

 

 

 

 

夏枯れ、きまぐれ。

PF、+64万

NK 16545(+59) J、−3 M、+3

 

・_・  ふー。引けた。よくわからんが、PFはほぼ高値引け。トリケミカルの値動きそのままといったかんじ。

 

 

ドル円は100円をめぐる攻防になっているが、年始から20円円高が進んでいるという現実を考えると、NKがどこまで冴えなくてもそれも当然と思える一方で、年始の原油相場がそうであったように、短期的にかなり行き過ぎた状況であることを考えると、今後多少の円安局面はくるんじゃないかな、ということも考えられる。この数年が大きく見て円安一方通行できたという反動はわかる。しかし、調整がいきすぎれば、そこにまた調整が入るのも相場の理かと思う。

ダウはジリ高。利上げ観測が強まろうが、弱まろうが、天井圏をキープしていて強い。先行きに強気である、あるいは経済の強さが確認されている、楽観が広がっている、いろんな見方ができるが、そろそろサイクル的に・・・とか考えてカラ売りを増していた筋(小生も含むw)は真綿で首を絞められるがごとき展開である。どれだけ大まかな展開が読めていても、そのとき、そのタイミングを知りえない限りは、大きな利益をとることはできない。自分の予想に固執すれば、ポジションサイズやリスク管理にも無理が生じてくるし、レバレッジなどかけていようものなら、破綻することさえある。だから、どこまでも謙虚に、確信的なものがあったとしてもなお、リスクを管理する必要がある。「おっかなびっくり」それでいい。思惑通りに動いたときも油断はできないし、また思惑が外れたときは大きく警戒しなくてはいけない。とにかくストレスフルな作業。儲けるのは簡単じゃない。魔法のようにパフォーマンスを上げているように見えるレジェンドにしたってこれは変わらないらしい。

 

NKは昨日大幅下落した反動からか小高く寄り付いた。100円高にすぐにのせた。新興市場もとりあえず小反発になりそうな動きで、リバウンドの日かな、と思った。10時を過ぎて、高値持ち合いを上に放れる気配になったので、一気に戻しそうだ、と思ったら、逆にそこから下げ始めた。最近善く見る、ダマシである。持ち合いから下に放れて崩れた、と思ったものがそこから勢いよく反転してきたり、普通セオリーでは考えにくいが、チャートをたくさんを見ていると、意外によく見かけるかたちである。思うに、持ち合い圏(ベース)が長期化する課程で、出来高は細り、安定株主と、現金持ちの比率が上がっていく。底値圏では大抵、安定株主は腹を括った長期ホルダーになるから、多少の下放れでも投げないが、現金持ちは、買い目線で待ち構えているので、最後の売り手が持合を崩したのを契機に雪崩をうって参入してくるのである。

今日のような高値持ちあい、上放れを合図に崩れて、マイナスにまで沈むというのは、参加者が少なく、その大半が個人などスタンスの身軽な、換言すれば、腰の軽い者だからだ。株用語でいう、「ちゃぶつき」という状態そのままで、トレンドがあやふやで、それを捉えようとすればするほど損失が広がっていくかんじ。

前引けをマイナスで引け、新興もまた崩れそうな気配・・・だったが、後場寄りから、あちこちで、結構まとまった買いが散見された。大型株のはなしではないから、日銀など官製の買いではなく、大口個人や一部機関が、打診買いを始めたのかもしれない。

 

「ちゃぶつき」相場そのままだったが、冒頭のとおり、PFはほぼ高値引けした。週間ではまたしっかりとやられてしまったが、終わりで反発したので、このあとの週末はそれほど悪い気分ではない。

 

今の地合いで選好されている銘柄をみてもいまの相場に方向性がないのはよくわかる。トレーダータイプの投資家であれば、徹底的にそのトレンドを分析して、ホットな銘柄に乗る努力をするんだろうが、私は、「PEG」を中心とした成長性に重点を置いた視点しか基本目線がないし、まぁそれでいい、これがいい、とも思っている。ファンダメンタルに比した割安性に重点を置くバリュー派タイプであれば、同様にグロースの要素なんかを中途半端にいれるべきじゃないだろう。どんな戦略をとっても、良い時期もあれば悪い時期もある。方針を一貫することは重要だ。基本的な株との付き合い方、株に対する認識に大きな欠陥がないのであれば、方針を一貫する限りそれなりに結果は出るように思えてきている。長距離打者をめざすのであれば、とことんそういうやり方を指向するべきだし、アベレージヒッターを目指すなら長打も欲しいとかスケベ心を抱くべきではない。自分が本質的にどういうタイプで、どういうトレードが向いているのか、というのは、それこそ5年とか10年とか、株と付き合ってみないことにははっきりしないかもしれない。結果が出せるようになったやり方が、おそらくいいやり方なんだろうけれど、そのやり方が、リスクについて、あるいは、いまとはまるで違う相場環境においてどういう結果を招くのか、ということもいつも考えておかなくてはいけない。基本は変わらないが、微調整を放棄するのは、目をつぶったまま前に進もうとするのと同じだ。

 

 

6月末のBREXITはネガティブサプライズであったが、その危機に対して各国当局が事前に身構えていたことが幸いしてか、追加緩和ムードが世界的に広まって、世界の株指数は予想外に堅調推移になった。チャイナショックに揺れた去年の夏とはまるで違う展開になった。上昇トレンドが概ね途切れたようになっていたが、一気に下降トレンドに遷移することもなく、ボックス、悪く言えば「ちゃぶつき」相場になった。米国株は高値更新したが、例によって上値の追い方は遅々としたものである。

 

年始暴落のあとで起死回生の切り返しをやったマザーズは、NKとは明らかに違うチャートを描いたが、いまはほとんど水平に900ポイントあたりを動いてきた50日移動平均を支持線にして下げ止まっているかんじ。1000ポイントあたりがここ数年上値になっていたが、それを切り返しの反動か、一気に抜いて1200を超えたが、崩れた。どう考えるべきか。ふつうにトレンドフォローでいったら、ここからさらに崩れるんだろうが、まぁ、外国人次第だ。連中が、戻ってくるかどうかが日本株すべてにとって最大のポイントなのは言うまでもない。それには為替の向きが大きく影響するし、原油価格の動向も重要になる。

 

世界的な不景気の株高が、いつどうやって修正されるのか、ということについていろいろ考えてきた。緩和政策の限界はさすがに露呈してきてはいるが、それがまったく効果を出していないわけでもない。だから、やめられない。しかし、もし仮に景気が回復軌道に乗ったとしても、それが持続できる素地はいまのところない。人口動態もそうだし、まともな成長戦略や、市場が爆発的に拡大しうる産業が見当たらないからだ。また再び、大なり小なりの不況へと沈んだ後で、緩和の副作用にもがき苦しんだ後、それらを詐欺的に棚上げするような超法規的措置が予定調和的に決まり、多重債務者が借金をとりあえず整理したあとで前向きに歩き始めるかのごとく、新しい上昇トレンドが生まれる気がする。結局、いつものパターン、サイクルに収斂するとみる。

 

日本でも世界でも、貧富の差は拡大する。壊滅的な何事かが起きて、ゼロベースからみんなで手を取り合って前に進もう、みたいな状況にならない限り、戦後高度成長のような全体が豊かになって中産階級が大多数みたいな構造にはなるまい。いまのルールでゲームが続けば続くほど、負け組と勝ち組の差別化はすすみ、それこそ引力にひかれるように、一旦そのサイドに入ってしまったら逆には移動できなくなるくらいになるだろう。誰がどう見ても、社会の構造がそういうふうになっている。弱者が這い上がってサクセスするためには、起業か投資かで成功する以外はない。当たり前に就職して、当たり前の家庭を持って当たり前の幸せを・・・というのは想像以上にハードルが高い。わかっていながらもそれに固執すれば、当たり前に破綻する可能性すらある。離婚率やローン破産の増加は端的にそれを表している。

 

流れは決して明るくない。しかし、市況に逆行してハイパフォーマンスをあげる小型成長株(先導株)が必ずあるように、希望はいつもどこかに必ずある。失敗や挫折はつきものだ。めげずにあきらめず、前を向いていきたい。

ドローダウン

PF、−140万

NK 16486(−259) J、−13 M、−20

 

2日続けての大敗。

主力でここまでPFを牽引していたトリケミカルがガッツリと崩れた。出来高は10万株程度だが、天井圏からガクンときたのがインパクトある。決算前だけれど、市況が悪くなればこのまま一気に崩落する可能性もある。注意しておきたい。ここまで鬼ホールドで1株たりとも売らなかったのはやはりアホだったかw2000円台は、PER20倍で評価されていたのだし、現状の会社計画から上方修正するような気配がないのであれば、部分的に利食いするのはセオリーだったかもしれない。ふつーに、月末の決算で、円高にやらちゃいました、みたいな失望の内容が出たら、それで終わる可能性がかなり高い気がする。

 

エクストリーム、セラクといったマザーズ銘柄もしっかり売られた。他は下げ渋っているが、主軸が3本崩れたらこのような状況になってしまう。

 

NKは今日、GDのあと、前場下げ幅を縮めて、後場に大崩れする展開。これでも日銀は買っているんだろうか。

 

夏枯れ状態というのはある。しかし、今週は誰もが堅調な値動きを予想していたはずだ。PKOが効いてるから、売り仕掛けがないなら、薄商いでも値崩れはないとみていた。

総本山のダウはまだしっかりしているし、インド市場なんかは好調が伝えられている。

 

なんで日本株だけこんなに弱い・・・2007年8年あたり、相場が、トレンドが明確に崩れだして、外部環境がどんなでも暴落が茶飯事になっていたときのことがよみがえってくる。円高をヘッジにしつつ、外国人が処分売りをかけている、それ以外に理由はあるまい。外国人が買えば騰がるし、売れば下がる。メインプレイヤーは彼らであり、トレンドをつくることができるのは連中しかいないという現実を考えれば、理不尽でもなんでもない。私にとってもそうだが、株が割安である、ということは、連中にとって、株の大きな魅力とは映らない。先行きの明るさや成長性の方が、株を買う理由としてはずっと強いのだ。同じPEGであっても、成長率13パーセントでPER13倍の株よりも、成長率20パーセントでPER20倍の株を選ぶのが本場の本格派の投資家なのだ。

 

指数はぼちぼち安定しているようでも、PFには明確に危機感が出てきた。高値更新はおろか、このままでは2月3月以来のマイナス圏突入も濃厚である。無念であっても、痛みがあっても、損切り、手仕舞いする以外に、期待するのとは逆の流れを断ち切る術はない。

集中していこう。

NK堅調、新興軟調。

PF、−104万

NK 16745(+149) J、−3 M、−17

 

ダウは80ドル超とやや大きく下げたが、昨晩100円割れした為替は円高加速にはならず、円安に触れ戻す展開。それがフォローしたのか、NKは寄り付きから堅調。PKOが効いているのかもしれない。

 

しかし、直近の決算がよかったはずの、オープンハウス、日本管理センター、RVHなどが大幅続落の流れになっていて、「おおう」と思った。案の定、というか、50日移動平均まで調整してきたので、持ち株であるオープンハウスを少しナンピンしてみた。たとえば、エスクリなんかが今日年初来安値を更新してきたのはわかる。先行き不安から、下値での持ち合いをさらに下抜けるという最近おなじみのかたちだからだ。ただ、好決算を出した銘柄が、「出尽くし」という理由だけで、地合いがそこまで悪くないのにも関わらず、トレンドが変わるんじゃないか、というところまで売られるのはやはり違和感がある。この違和感について、市場が間違っている、と断じるのは気分的には楽だが、経験上、大怪我のもとだと思う。値動きには、やはり基本忠実であるべきだ。尚もはっきりと下げていくようなら、買い増しではなく、損切りをしなくてはなるまい。

昨日、下落が当然かのように観測していた、トレファクが自社株買いや買収などの材料で大幅高していた。チャートやトレンドが劇的に変わった、ということもないので、絶好の売り場にも見えるけれど、つくづく、先のことはわからないものだ、とあらためて思った。

 

日本株は官製相場もあって底堅いかんじだが、なにが牽引しているというふうでもなく、スター銘柄やキラリと光る成長株も現れていないようにかんじる。ランキング銘柄を片っ端からあたってみれば、「おお、これは」というものがあるかもしれないが、やっぱり、地合いが微妙なのである。大きな相場サイクルで考えてみると、今の流れは明らかに大相場の末期にしか思えず、前述の好決算でも下げる銘柄をみていると、自然と前回相場の終わりを思い出す。過去の一時期、成長株のスターの一つとして物色されもしたこれら銘柄というのは、その躍進過程において、当時のファンダメンタルからしたら随分高い価格、高PERで取引されて、なお上値を追ったものだが、それらはすでに株価が今日のファンダメタルズまでを前もって織り込んでいた、ということもできる。株価は長期的には企業のファンダメンタルズに準じて形成される、とはいっても、それが正比例であることはほとんどない。フライング気味に先行して株価が上昇し、実際に企業が期待された高収益をたたき出す局面ではすでに下落過程に入っているというのが典型的なパターンである。だから、理不尽だ、とか、間違っている、とは決して思わない。ただ、トレンドが決定的に崩れるまでは、それが上昇過程の一時的な押しなのか、あるいは、すでにトレンド転換して下落トレンドに入った序盤なのか、ということは断定できない。同業他社の動向や、市況全体の雰囲気などを勘案しても尚、いまの値動きをもって、未来を断じるのは難しく、それはきっといつでも同じかと思う。

 

『成長株投資の神』はすごく読みやすい本だ。興味深い内容でもある。しかし、一様に神たちは謙虚であり、そのアプローチも現実的で無理がない。一貫したセオリーに基づいて粛々と行動しているかんじだが、きいていると、我々が考える以上に相場に、株というゲームに没頭、集中しているのがわかる。レジェンド扱いになったいまですら、努力を続けている。胡坐をかいたり、左団扇でお金が勝手に働いてくれてます、なんていうぬるいかんじでは決してない。みんな、心底、株、トレードが好きで、ジム・クレイマーなんかが自身について「株中毒」といってたことにもかぶった。

基本、モメンタムマスターは、ファンダメンタルより、テクニカルを重視しているのだとあらためてわかった。理由は、私が前述した株価の特性によるものだと思う。値動き、出来高、といった、株価チャートにあらわれるそれがまず第一の指標であり、どこまでいってもそれが最重要指標なのだというスタンスは誰も一緒に思えた。将来の企業業績や成長ストーリーに夢を膨らませて株を買い持ちしている者はいなかった。キャリアのはじめで、成功を掴んだかに見えたようなあとで致命的とすらいえる大ドローダウンを食らって、しかし諦めず、自身の哲学や手法を構築して成果をあげて今日に至っているようだった。実際、夢を託した株をずっと買い持ちしておくことで、成功を手にした者などおそらくほとんどいないであろう。株の理想と現実については学習し、経験を少し積めばすぐにわかるはずだ。いまだ、優良銘柄の長期保有(バイアンドホールド)だけで破格の資産形成が可能だ、と考えている者は、絶対的に経験と学習が足りないと言っていい。チャート・テクニカル分析を軽視している人間も株を舐めている場合が9割と思っていい。それは、真っ暗闇の未開未踏のダンジョンを、コンパスも地図もランプも使わずに踏破してやる!と装備も経験にも劣るビギナーが豪語しているようなものだからだ。現実には、使えるツール、チャート・テクニカル分析を駆使しても尚、相場で利益をあげるのは容易なことではないのだ。自身を変革し、規律を確立し、自信を蓄えつつも謙虚に相場に対していくことでしか前進のない世界だ。

レジェンドたちの言っていることにそこまでの違和感やカルチャーショックを受けることはほとんどなくなっていた。ひたすら染みる、刺さるということはあったが。ダン・ザンガーという人についてはまるで知らなかったけれど、部分部分で「オレとにてるなぁ」みたいに思うところがあって、かなり親近感を覚えた。マーク・リッチー2世についてはすげーやつだというのは分かったが、おそらくトレーダタイプに寄っているからだろう言っていることはあまり理解も共感もできなかった。天才肌なのか、新種なのかもしれない。おそらくマネもできないだろうし、するべきでもないだろう(たとえば、ダン・ザンガーがROEはまるで見ない、というのには理解もしたし、共感もあった。しかし、マーク・リッチー2世のPERは全く見ない、というのはさすがに・・・、ああ、昔BNF氏もそんなこと言ってたなww)。

 

手法がなければ、勝つことはできない。何の武器もなしに、成果などあげられるわけがない。モンハンと一緒だ。とにかく自分に馴染む使いやすい武器を見つけて、それに習熟するよう努めながら、経験を積む以外ない。しかし、それだけで成功できるわけではない。強い精神力はもとより、規律に従えるかどうかが成否を大きく分けるポイントになる。技量はどうあれ、勝てないものにあたることは往々にしてある。見込みが外れることも当然ある。そのときどう対処するかで、その後が大きく変わる。基本的に、ラリー・ウィリアムズも言っていたが、「ナンピンは敗者への道」である。トレンドフォローを基軸に考えなくてはダメだ。上昇トレンドを買い、下降トレンドを売る、強気相場が鮮明であれば、広く大きく買い持ちしていいが、そうでないなら慎重に、銘柄を絞り、ポジションを限定し、様子を見ながらやっていく。

できないことをやろうとする必要はない。正しいと思われる考え方、統計的・歴史的にも成果の出ているやり方を採用して、出来る範囲、管理できるサイズできちんとそのとき、そのとき、毎日毎日の現実に対処するという、いわば当たり前のことをどこまで続けられるか、という話だ。他のどの分野ともきっとかぶるだろう。挫折も逆境も必ずつきまとうが、あきらめたらそこで終了だ。あきらめることは誰にでも出来る。一握りの成功者が他の大多数と違うのは、それに強い思い入れがあったり、本能的に深い部分でそれが「好き」だということだろう。だから、成果がでないとか、チョロっと借金すらこさえてしまったとか、いう場合であっても決してあきらめず、完全に投げ出して離れたりせず、心を入れ替えてあらためて取り組むことができるのだ。

子供に対して、自分の好きなことを見つけなさい、本当にやりたいことを探しなさい、というアドバイスはまっこと正しい。

ダウ史上最高値更新もドル円100円割れ

PF、+16万

NK 16596(−273) J、−9 M、+0

 

ダウはじりじり。高値遊びしているようで、昨日は50ドル超上げて、また史上最高値を更新した。9月利上げ観測はなにげに遠のいているようで、それを好感している、とも伝わる。米国経済のファンダメンタルは強いが、追加利上げを断続的に行うほどではない。絶妙なバランスの中で、もっともよい湯加減、もっとも落ち着いた期間が流れているのかもしれない。

一方で、米国利上げなしの思惑から、金利差拡大がまたしても絵空事になったせいか、円高ピッチが加速。今現在100円割れ。リスクオフというわけではない。債券が売られ、株式が買われる、金が売られる、というリスクオンの典型的な兆候は出ている。不思議だが、これが市場だ。前の相場のクライマックスでは原油が暴れ馬のように動き、原油高がマーケットを壊した、とも見えたが、今回は、年初暴落の引き金になったのは直接的には原油価格の暴落だった。これに痛打をうけたオイルマネーが株式の売却にはしったのだ。いまのWTIで40ドル台というのが、果たして経済にとってどんなもんなのかはわからないが、しかし何事もバランスなのだ、と思う。原油安は日本経済に大きな恩恵を与える、という観測を誰もがしていたが、発表されているGDPの推移をみると、本当かよ?というくらい低調だ。まるっきり、回復とか改善の兆しが見えない。上にブレイクアウトしてくる気配はゼロである。

 

PKOが効いているはずなのに、円高による連れ安が出にくくなっているはずなのに、今日はNKが思い切り売られた。朝から坂を転げる落ちるように300円近く下げた。私は、このところ堅調すぎたので、17000円の節目を前に調整が起こるべくして起こったと見ているが、決算通過でようやく株価が堅調推移になるか、とみていた個別株の多くに波乱がはしった。

しかし、一方で、マザーズの逆行高(ビビたるものではあるが)は特筆ものだ。プロ連中の多くは、年後半はメインストリートの大型株にリターンリバーサルが起こるという展開をまことしやかに語っていたが、直近の気配からすると、外国人はマザーズを中心とした新興・小型株の買い戻しに動いてきているようにも見える。要は、大枚はたいて本腰で日本株を買ったりはしないけれど、糞味噌一緒くたに叩き売ったりはせず、成長性を重視して投機に近いことをやろうとしているのではあるまいか。

・_・

これこそ、オレが求めていたもの。

最後の花火だ。

 

決算は全般的に、予想されていたほど、悲観視されてほどには悪くない、という印象だったが、円高(為替差損)が決定的に効いて、利益成長率の減退、鈍化は明白な状況である。たしかにPERなどで考えれば、10倍台前半というのはお値打ち価格に思えるが、重要なのは、それに成長率が見合っているか、ということだ。10パーセント成長を悠々と確保できる企業はそれほど多くあるまい。PER以上に、みるべきはPEGであり、トレンドの方向なのだ。

国内消費も振るわない中、やっぱり内需関連でもテーマ系や情報通信関連(IT)が手堅い選択なのかもしれない。マザーズはそれにも合致した市場である。

 

個別株、監視銘柄の話。やっぱり、どう考えてもここからは個別株物色しかあるまい。トレンドはよくてボックス、順当にいけば早晩下降に遷移するという具合だから、割安さとか財務健全性なんかを軸にした長期的な観点ではなく、急成長株や、テーマで煽って急騰をやりそうなところに順張りする短期の視点が賢明かと思う。腰を据えて大量仕入れするには中途半端な価格帯だから、チャートがしっかりと上向きのもののクライマックスを狙う戦略がもっとも理に適っている気がする。とことん勝ち馬にのるのだ。

 

超絶好決算に見えた、割安っぽいけど怪しいかんじのRVH(東証2部で、脱毛エステ・ミュゼプラチナム買収から躍進した企業)は出尽くし?ということで大幅安した。決算期待かなにかの上昇分を決算開示後わずか1日でふきとばした。

往年の成長株でも、手堅いくらいの決算では、ガッツリ売られてしまう。日本管理センターは明らかに好決算だったが、先のFPGなどと同様に10パーセント近い大幅安になった。決算跨ぎは基本、報われない。微妙な決算だったり、明らかに失望に見えるようなものでも上げることがあって、ただわかりやすく好決算が出ればいいというものでもないような印象すらあるが、これは重要指標発表直後の指数の乱高下と似たような部分があって、やっぱり、好業績のものがやがて上向いてきてトレンドをつくる可能性が高い。大口が本格参入してくる前に、蛮勇をふるって押し目を買い向かえるか、というのがかなり明暗を分けるだろう。一方で、決算でコケたが、かつての栄光の時代があったものやテーマが失われていないように見えるものを引っ張りすぎるのは明らかに下策である。トレンドが崩れているのであれば、それはもうかなり高確率でこの先沈むだけのドロ舟だ。一過性の不調だった、と考えるか、終わりの始まり、と考えるかについては、やはりチャートをみるのがいい。どうみえるか、大きな節目や支持線を割れていないかときちんとチェックして、厳格に、機械的にさばくのがおそらく一番賢明だと思う。

 

上方修正をだした美容関連のヤーマンがS高。一方で、同じくインバウンド関連の側面を持ちながら、決算不調で下方修正まで出したコメ兵は着実に下げ、下降トレンドからの低迷を確定的にしている。1年前の夏の高値から4分の1である。株価形成のロジック、一株利益(EPS)×株価収益率(PER)を考えるとこれは自然だ。中村超硬もそうだが、直近の好調時に叩き出した最高益レベルのEPSが好感されることで、成長プレミアムがついてPERが上昇していたので、EPSが半減すると自然とPERも半減する、となれば、株価が4分の1になるのは実に理に適っている。下落の序盤、株価が先行して下げ始める局面では、EPSの下方修正がされていないから、PER的にものすご割安にみえることが多々あるが、ココこそが罠である。チャートをみてトレンドを重視しているなら盛大にこれにひっかかるようなことはないが、盲目的にファンダメンタルだけを信奉するバリュー派は陥穽にはまりやすい。コメ兵と同業のトレジャーファクトリーなんかを贔屓にしているバリュー派は多いと思うが、明らかに株価が軟調になりチャートやトレンドが崩れてきているこのあたりの局面でナンピンにはしるというのは墓穴を掘っているようなものだ。昔、私も散々やったことだから、よくわかる。景気回復局面でこれらの業態がどれもこれもあがっていたというのは、やはりサイクルの力であり、トレンドにのっていただけなのだ。景気後退局面(すでに株価はこれを織り込んでいる)でも同様の収益力が確保され、同時にPERの水準も安定したまま、と考えるのはどう考えても虫が良すぎる。冷静に分析すれば、もはやいれこむべきではないのだ。ナンピンより損切り。チャートやトレンドはそれを伝えているが、多くの若手はそんなサインなど無視して突き進むんだろうな、そしてお約束の結末を迎えるのだ。

9割以上の銘柄は循環株といって差し支えない。サイクルを無視して、マイペースで長期的に成長を続けていくだけの企業なんてあるわけがない。四季報予想はこれまでも、目下の好調の企業については当然、来期も好調という調子で評価するが、トレンドの変わり目では劇的にこれが崩れる。この変わり目を何で読むか、といったらリアルな株価チャート、あるいは月次を発表している企業なら月次報告によるしかないのではないか。一過性の不調で済ませられるかどうか、様子見を決め込むだけでよいかどうかは、これもまた株価やチャートトレンドを見ながら、ということになろう。

 

クロスマーケティングとかも盛大にコケたが、新興・小型株は四半期業績による株価インパクトというか、流れの読み方、今後の企業業績やチャートトレンドなどが大型株に比べ、ダイレクトで分かりやすい。換言すれば、ハイリスクハイリターンということになるが、判断が下しやすいし、これまでの経験から小型株の見方やありがちなパターンがかなり蓄積されてきたので、やっぱり私はココを主戦場にしたい。

 

 

パンローリングの新刊、『成長株投資の神』(原題:モメンタムマスターズ)を買ってみた。『マーケットの魔術師』の成長株レジェンド版みたいな本にも見えるが、人選がいい。ミネルヴィニが音頭をとって集めたようだが、成功者には共通する勝利の方程式のようなものがきっとある。大記録を成したイチローを見ても分かるように、たゆまぬ研鑽を続けていることは要件になろうが、メンタルを切らさず、勝負を繰り返す中でヒットを打つコツを確実に体得していて、そのパターン、似たようなケースを飽くことなく何度も繰り返したのだと思う。要はそういうのを掴み取るまで、不慮の事故や不運、スランプなどにめげず、ゲームに参加しつづけられるかが最重要なのだと思う。快感だけの世界であるはずがない。うまくいっているだけのわけもない。しかし、蓄積はいつしか膨大なものになる。間違いないことだ。

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